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CX-3搭載の国産マツコネを使用した感想(第2報)

  • 2015年05月03日
先日、CX-3搭載の国産マツコネを使用した感想という記事を書きました。今回はその続報です。自車位置の捕捉、再起動・フリーズはないか、ルート引きがおかしくないかについて、300km走行時点での感想を書いてみます。

自車位置の捕捉

引き続き、大きな問題はないとの感想に変わりはないです。前車のナビでは、ジャイロ+マップマッチングによる自律航法を重視するあまり、一度自車位置を見失うと、長い間修正されずに困るということが多々ありましたが、国産マツコネナビはGPS情報が優先されている印象で、自車位置がずれてもすぐに正しい位置に戻ります。

前回の記事を読まれた方は「(そもそも)自車位置ずれないって言ってなかった?」という疑問を持たれたかもしれません。これはある程度乗って気付いたのですが、発進直後は自車位置がそれなりの確率でズレます。
エンジンをかけて、ナビが起動するまでに10秒程度かかるのですが、どうやらこの間はナビが自車位置の捕捉・修正を行っていないようです。このため、ナビが起動する前に車の向きを大きく変えたりすると、自車位置がズレてしまいます。
ただし、上述のとおり、ナビ起動後は、すぐにGPSを掴んで正しい位置に戻るので、特段問題を感じたことはありません(慣れない土地で、発進後すぐに正しい自車位置を捕捉する必要がある場合は、ナビが起動してから車を動かすと良いです)。

因みに首都高、高速での合流・分岐、大きなジャンクション等を含めて、走行中に自車位置がずれたことはでも今のところ経験していません。
よくよく調べてみると、国産マツコネは横滑り防止等用のヨーセンサーをジャイロ代わりに使用しているだけでなく、CAN情報を用いて勾配の情報を得ているようです。当然車速の情報も取得していますので、下手なポータブルナビよりは高精度に自車位置を取得できると思われます(実際に実家のポータブルナビ<ゴリラ>、メモリーナビ<ちょっと古い彩速ナビ>よりは高精度な印象です)。

再起動・フリーズ

NNGナビと比べてCPU負荷が小さくなっているからでしょうか。引き続き再起動・フリーズは一度も発生していません。

ルート引き

上記ポータブルナビ、メモリーナビと比較しておかしいと思うようなルートを引かれたことは皆無です。
ただし、渋滞考慮ルート探索・リルートが効かないせいか、以前よりも渋滞に巻き込まれやすくなったかな、という気がします。

このマツコネナビにはBluetooth通信によるリアルタイムプローブ機能がないので、VICS情報を受信できる純正DSRC車載器を付けていないと渋滞考慮ルート探索ができません。
これでどれだけの精度で渋滞を回避したルートを示してくれるのか分かりませんし、そもそも一般道で意味があるのか?という気はしますが、気持ち的に、DSRC車載器が無いと渋滞考慮ルートが使えないというのは残念ですね(事前に知ってたらDSRC車載器付けたのに・・・)。

また、NNGナビでは使えたという「迂回路検索機能」がなくなっているのも残念です。NNGナビの説明書をみて、これは便利そうだなと思っていたのですが・・・。

マツダへの提言

ナビゲーションSDカードPLUSが4万円ちょっとということで、仕方ない部分はありますが、実質的に他に選択肢がないシステムを提供する以上、消費者が「積極的にマツコネを選びたい」というレベルまで品質を上げることを目指してマツダには頑張ってほしいです(この点、ホンダのインターナビは純正ナビとして非常に良くやっていると思います)。

まずは、(大きな問題ではありませんが)発進時の自車位置捕捉問題を早々に解決し、渋滞考慮ルート探索もどうにかしてほしいと思います。Bluetooth経由で渋滞情報を取得するなど、やり方はいくらでもあると思います。
あとは、サイバーナビの「一度通った場所を道として認識する機能」も羨ましいなぁと思います。



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マツダCX-3(FF)vsスバルインプレッサスポーツ(2.0L FF) 比較レビュー

  • 2015年04月30日
皆さんはGWいかがお過ごしでしょうか。
私は実家に帰省しまして、長時間インプレッサスポーツ(2.0L FF)に乗車する機会がありましたので、(この2車種で悩む人がいるのかな・・・と思いつつも)両車の長所、短所について整理してみたいと思います。

価格・スペック比較

CX-3インプレッサ
価格238~302万円191~255万円
最高出力105PS150PS
排気量1498cc1995cc
全長×全幅×全高4275×1765×15504420×1740×1465
最小回転半径5.3m5.3m
JC08モード燃費21.0~23km/L16.2~17.6km/L
価格差は40~50万円程度です(補助金を加味すると25~35万円差)。
価格差を生み出している最も大きな要因はマツダのクリーンディーゼルエンジンでしょうか。
装備面では、CX-3はLEDヘッドライトが標準装備(インプレッサはどのグレードでもハロゲンヘッドライトが標準)、ハイビームコントロール設定ありという長所がある一方で、インプレッサスポーツはアームレスト、左右独立エアコン、パワーシート等の快適機能が充実しています。

追従クルコン・安全装備関係では、CX-3はFFでも追従クルコンが設定可能ですが、インプレッサは4WDのみ。性能的には、インプレッサのアイサイトの方が全車速追従&レーンキープが可能な分優れています。
車線変更、後退時のアラート機能(BSM)についてはマツダのみの機能ですね。

加速性能比較

インプレッサスポーツの方が馬力が大きく、また自然吸気エンジンということで、レスポンスの良い走りが楽しめるかと思っていましたが、街中~高速道路を法定速度で走る範囲内では、CX-3の方がレスポンスが良いと感じました(先日の記事で書いた発進時のもたつきを考慮しても)。

この要因としては、低回転からトルクが大きいディーゼルエンジンに加えて、ダイレクト感の高いトランスミッション(スカイアクティブドライブ)の良さも大きく影響しています。
インプレッサスポーツはアクセルを踏み込んで回転数が上がっても、加速するまでに時間がかかりますが、CX-3はディーゼルエンジンの吹け上がりの遅さ、ターボラグを考慮してもスムーズに加速していきます。

アクセルレスポンスの違い

乗っていて最も気になったのは、インプレッサの発進時のアクセルレスポンスの過敏さです。
スバルにしてみればスポーティーな味付け、ということなのかもしれませんが、停止状態から徐々に加速をしようとしても、思うように車速をコントロール出来ずストレスが溜まりました。
この点、CX-3はオルガンペダルということもあり絶妙に車速のコントロールがしやすいです。

乗り心地、静粛性比較

不快というほどではありませんが、インプレッサスポーツの方が固めの乗り心地です。

インプレッサスポーツの方が重心が低く、地を這うような気持ち良さがありますが、一方でCX-3は見晴らしが良く、スピード感も抑えられるので快適です。車高や乗り心地の良さの割にロールもよく抑えられており、好印象です。

ロードノイズはCX-3の方が静かです。また、アイドリングストップからの復帰する際の振動もCX-3の方が小さいです。

燃費比較

町中主体での燃費はCX-3が16~17km/L程度、インプレッサは11km/L程度です。
高速ではCX-3は22km/L程度、インプレッサは17km/L程度でした。
軽油であることを考えると、結構燃料費で差が出ますね。因みにインプレッサスポーツは自動車税も5,000円程度高いです。

インテリア比較

インテリアはどちらもシンプルで好印象ですが、CX-3は欧州車的、インプレッサは米国向けという感じで好みが別れそうです。

機能面では、冒頭記載の通り、インプレッサの方が快適装備が充実しています。

また、後席はインプレッサスポーツの方が断然広いです。常時後席を使用するならインプレッサの方がいいかもしれません。

以上、CX-3とインプレッサスポーツに乗ってみて気付いた点を纏めてみました。
インプレッサスポーツは車体価格も安く、良い車だと思いますが、CX-3もとても楽しく、快適で、しっかりコストをかけて作られた車だと改めて感じました。



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CX-3で300km走行した感想

  • 2015年04月29日
CX-3が納車されて2週間が経ちました。初週はコーティングをしたりミラー型レーダーを取り付けたりして殆ど走行できませんでしたが、先週は一般道+一部高速でちょっと遠出して、走行距離も300kmになりましたので、試乗時には分からなかった気付き等について書いてみたいと思います。

なお、国産マツコネを使用した感想については、こちらに記事を書いています。

CX-3(6AT FF)の実燃費は?

一般道8、高速2くらいの割合で、途中、だらだらとした渋滞に巻き込まれたので全区間での平均車速は17km/h程度と遅めの条件でしたが、メーターの表示燃費は17.0km/Lでした。また、
燃費表示は納車前から一度もリセットしていないので、ディーラーでの説明やナビの設定等の際に長時間アイドリングを行った分も含んでいます。

基本的にエアコンONで走行しましたが、i-eloopを搭載しているおかげか、i-stop率は大体75%くらいで推移しており、すでにi-stopの累積時間は2時間を超えました。また、ディーゼル車はガソリン車と比べてアイドリング時の燃料消費も少ないので、思ったより街中での燃費悪化が小さかったです。

CX-3の加速性能は?

シートに背中が押し付けられるような加速が味わえる2.2Lディーゼルと比べれば劣りますが、日本の道路事情では十分すぎるほどの性能があります。低回転時の圧倒的なトルクに加え、Skyactiv Drive(6AT)のダイレクト感もあって、前車よりも気持ちよく加速していきます。

ただし、「(スピードが出ていない状態で)急にアクセルを踏み込んだ時」だけは、反応が鈍いので慣れが必要です。これは、ディーゼル車ということで吹け上がりがガソリン車よりも悪いというのと、ターボが効くまでのタイムラグがあるのが原因だと思われます。アクセルのセッティングの問題かとも思いましたが、強く踏んでも鈍いという印象は変わりません。

基本的にはこれで困ることはまずないのですが、「前の車が詰まっているから車線変更したい。後ろから車が来ているのが見えるけど強めに加速すれば車線変更できそう」という時に、普段の感覚でアクセルを踏むと、思ったほど加速せず「アレっ?」となるので、心してかなり強めにアクセルを踏む必要があります(追突しないように気を付けましょう)。

CX-3の乗り心地は?

評論家のレビュー等で18インチは堅い、という評価を目にしますが、全くそんな印象はありませんでした。前車やヴェゼル等で感じた、段差で車が揺すられるような感じは皆無です。一方で、ふわふわした不安定感もなく、絶妙なセッティングだと思います。

18インチでが堅いという評価は「特段問題はないが、敢えてケチをつけるとしたら」というレベルの話だと思います。それも、「オフロード走行を想定したら」もしくは「16インチと比べたら」という話であって、乗り心地については何の問題もないと思いました(ふわふわのトヨタ車に乗り慣れている方は、乗り心地が悪いと感じるのかもしれませんが)。

CX-3の静粛性は?

車外からの騒音はよく抑えられていて、とても静かです。某車雑誌で各車の車内騒音値が掲載されていましたが、GLA等の外車に若干劣る程度、ヴェゼルハイブリッドよりは静かという結果でした。

エンジン音は、発進時のみは若干気になりますが、スピードが乗ると殆ど気になりません。MC前のCX-5と比べても静かです(MC後は乗っていないので分かりません)。
エンジン音が静かなので、ロードノイズが目立つ気がしますが、絶対的な音量は小さいです。また、高速等で風切り音が気になることもありませんでした。

なお、ナチュラルサウンドスムーザーの効果は、音量というよりは音質が変わる感じ。ディーゼルの不快な感じは確かに軽減されるので、気になる方は是非つけることをお勧めします。

以上、300km走行してみての感想でした。必要十分な走行性能に加えて驚異の低燃費、快適性、取り回しの良さを備えた良い車だなぁと実感しています。



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