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マツダ車、デジモノ・家電等について思ったことを書いていきます。

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  • 2024年11月22日
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マツコネver.51についての改善要望

  • 2015年06月28日
我が家のCX-3の走行距離も3,000kmを超えました。
CX-3に搭載されているマツコネ(ナビゲーション用SDカードPLUS)については、以前にも書いた通り「値段を考えれば満足」という感想に変わりはありませんが、もうちょっと良くなれば・・・ということも見えてきました。
マツダはデミオの一部を除き、全てのオーナーにマツコネを強制するわけですから、市販のナビで出来ることは粗方できるようにしないと、「なんでマツコネ強制なの」と言われ続けることになります。
というわけで、細かい点も含めて、私がこれまでに気になった点を纏めてみたいと思います。

3D画面でも一方通行情報を表示できるようにして欲しい

ナビを3D画面にしていると一方通行情報が表示されません。マニュアルを見ても「2D画面時限定」等の条件は書かれていないので、バグなのでしょうか。早急に改善を望みます。

探索条件選択時の無駄な操作手順を減らして欲しい

家の周りに有料道路が複数あることもあって、「一般道路優先案内」を頻繁に使用します。マツコネでは、①目的地を設定したのち、②再度メニューを開いて、③探索条件選択ボタンを押し、④さらに何故かもう一度コマンダーをクリックした上で⑤探索条件を選択する必要があります。
④の手順は完全に無駄です。今すぐ改善してほしいと思います。
更に言うなら、①の時点で、探索条件を選択した上で目的地を設定するようにしてほしいものです。

駐車場の入口までナビをして欲しい

値段を考えれば文句は言えませんが、長期的には改善されると良いですね。

DSRC無しでも渋滞考慮ルートを引いて欲しい

マツコネは、DSRC無しだと渋滞考慮ルートを引いてくれません。また、そもそも、DSRCは高速道路情報の入手用のものなので、一般道の渋滞回避には全く意味がないと思われます。
スマートループ対応は無理かもしれませんが、スマートループを利用していないイクリプスのナビでも、過去の渋滞データ等を用いて渋滞考慮ルートを引くことができます(リルートにはVICSユニットが必要)。最低限これくらいは対応してくれるとありがたいです。

オーディオ設定項目を充実させて欲しい

音質で設定できるのは3バンドEQとフェーダーのみ。せっかくBOSEを付けているのに台無しです。タイムアライメントも欲しいですね。
というか有無も言わさず純正オーディオを強制させるんだったら、タイムアライメントの設定くらいプリセット(運転席、助手席、フロント、全体くらい)で入れられるとおもうし、それだけで印象がかなり違うと思うんですが(ハード的に無理なのでしょうか)。

ナビ画面以外を表示している時に、割り込み案内をして欲しい

マツコネはナビ・オーディオ機能以外に、マルチインフォメーションディスプレイ機能を兼ねています。CX-3にはインパネ内にマルチインフォメーションディスプレイがありませんので、i-Eloopの残量や平均燃費の推移を確認するにはマツコネで表示するしかありません。
ただし、マツコネは、ナビ画面以外を表示中に案内が必要なポイントに差し掛かってもナビ画面に切り替えてくれません(多くの国産ナビは、目的地を設定した状態であれば、ナビ画面以外を表示していても、交差点等の前ではナビ画面に切り替えるように設定することができます)。
必要な時だけナビ画面に切り替わってくれるのであれば、常時i-Eloop画面等を表示したいのですが、手動で切り替えせざるを得ないので、結局はナビ画面固定で使っている次第です。

ナビとアプリケーション画面の同時表示をできるようにして欲しい

上記と同様の理由です。ナビ画面を表示しつつ、どこかにi-Eloopの残量、平均燃費の推移等を表示できると尚良いという趣旨です。
というか、マルチインフォメーションディスプレイを省いた時点でこれくらいは気を回して欲しかったと思います。致命的な問題ではないですけど。



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CX-3マツコネのテレビ&DVD視聴制限解除

  • 2015年06月22日
2016/10/5追記 USBを差し込むだけで視聴制限を解除する方法を記載しました。

走行中にテレビを付けることがそもそもないのですが、技術的に興味があり、走行中でもTV&DVDを見られるようにマツコネの設定を変更してみました。

参考にしたのは以下のサイトです。
マツダコネクト CMU V51,V55向けTV視聴制限解除
【簡易作業版】マツダコネクト CMU V51,V55向けDVDプレーヤー視聴制限解除

SSHクライアントはJuiceSSH(Android)を使用しました。
上記サイトで分かりづらかった点も含めて、私が実際に行った手順をメモしておきます(お約束ですが試される方は自己責任でお願いします。調べても意味が分からない方はやめた方がよいと思います)。

2016/2/14追記 マツコネ56.00.401ではJCIテストモードに入れません。マツコネ56.00.401でJCIテストモードに入る手順はこちら

1.テストモードに入る

・コマンダーの「♫」+「☆」+「音量コマンダー(ミュートボタン)」を数秒間同時に長押しすると、テストモードに入ります

2.JCIテストモードに入る

・テストモード画面に表示されている「DEL」ボタンを20秒程度長押しすると、右上の黒い表示部分に「JCI Test Mode」と表示され、JCIテストモードに入ります。

3.11番メニューを選択

・一旦手を離して、マツコネのコマンダーを回して「11」を表示させたあと、コマンダーをクリック(押し込む)します。

4.Wi-Fi APをONにする

・画面上に表示されている「Next」ボタンを押すとメニューが切り替わりますので、その中にある「WIFI AP TOGGLE」というボタンを「1回だけ」押します。
・押した瞬間は反応がありませんが、数秒すると「WIFI AP OK」と画面に表示されるので「OK」を押します。
・これで、Wi-Fi経由でマツコネに接続する準備が整いました。

5.マツコネをホーム画面に戻す

・「Cancel」→「Exit」の順にボタンを押し、マツコネをホーム画面に戻します。

6.携帯からマツコネに接続する

・携帯でWi-FiをONにして「CMU~」というアクセスポイントに接続します。
・その後、携帯でJuiceSSH(SSHクライアント)を起動します。
・画面上部に表示される「Connections」をタップ。
・右下の「+」ボタンをタップ・
・「BASIC SETTINGS」の中にある「Adress:」の右側の空白をタップし、「192.168.53.1」を入力。
・「BASIC SETTINGS」の中にある「Identity:root」の右側にある「▼(下向き三角)」をタップ。
・プルダウンで表示される「New...」をタップ。
・「IDENTITY」の中にある「Username:」の右側の空白をタップし「root」と入力。
・「IDENTITY」の中にある「Password:」の右側にある「SET(OPTIONAL)」ボタンをタップ。
・「New Password Please enter a new password:」と表示されるので、「jci」と入力し、「OK」ボタンをタップ。
・画面最上部の「New Identity」の右側にあるチェックマークをタップ。
・画面最上部の「New Connection」の右側にあるチェックマークをタップ。
・「Connections」タブの中に「192.168.53.1 root」と書かれたボタンができるので、それをクリックすると、マツコネへの接続が始まり、成功すると下の画像のようなコマンド入力画面が表示されます。

※Juice SSHを使用しない場合は、「Username:root」、「Password:jci」、「Address:192.168.53.1」をSSHクライアントのパラメータとして用いて下さい。

7.視聴制限解除コードを入力する

・以下のTV用コードを、携帯でブラウザ等からコピーします(DVDの視聴制限のみ解除したい場合はDVD用コードをコピーします)。
・JuiceSSHの画面に戻り、背景が紺と緑の間のようなコード入力画面で、画面を長押しすると、メニューが表示されるので「Paste」を選択し、文字入力を確定します。


・特に何も起きませんが、これで視聴制限解除が完了です。
・DVDの視聴制限解除も同様に、DVD用コードをコピーして貼り付け→確定するだけです。


【TV用コード】
dbus-send --address=unix:path=/tmp/dbus_service_socket --type=method_call --dest=com.jci.vbs.diag /com/jci/vbs/diag com.jci.vbs.diag.Routine_Request byte:15 uint16:65535
【DVD用コード】
dbus-send --address=unix:path=/tmp/dbus_hmi_socket /com/jci/testdiag com.jci.testdiag.DVD_SpeedRestriction_Enable boolean:false

TVキャンセラーや面倒なアース落とし等要らずで非常に簡単ですね。Ver.55まではこの方法でいけるようですが、今後はもうこの方法は使えなくなるかもしれませんね。

(関連記事)CX-3マツコネV51→V55更新&テレビ視聴制限再解除
(関連記事)CX-3のマツコネナビを走行中に操作可能にする方法



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CX-3のノイズは煩いか

  • 2015年06月17日
先日、CX-3の静音化に関する記事を2度にわたって書きました。

1回目:CX-3の静音化対策(風切り音防止テープを貼ってみた)
2回目:CX-3の静音化対策(ラゲッジルーム、リアルーフスポイラー、Bピラーの制振化)

これを見て、「CX-3って煩いのかな」と思われた方もいらっしゃるかもしれないので、「そうではないよ」ということを今日は書いてみたいと思います。

そもそも、先日記載した新型デミオとcx-3の快適性(マツダ技報から)という記事で、マツダは「CX-3がライバル車と比べて乗り心地も良く静粛性も高い」と主張しているということを書きました。とはいえ、メーカーが自社製品の優位性を説くのは当然のこと。マツダ以外で客観的なデータがないか探してみました。

Edmunds.comというサイトでは、アメリカで販売されている様々な車種のロードテスト結果が掲載されており、これにCX-3の2Lガソリンモデルの結果が掲載されています。

CX-3 FWD 6AT 2.0L 
アイドリング時 39.1dB
フルスロットル 80.2dB
112km/h巡航時 65.3dB

アイドリング時およびフルスロットル時の騒音は、エンジンが国内モデルと違うので参考になりませんが、112km/h巡航時については、国内の1.5Lディーゼルの方が静かだと思われる※ので、(車体側のノイズ対策が変わらないという前提で)「65.3dB未満」と考えられます。

※ 2Lガソリンモデルでは112km/h巡航時のエンジン回転数が2,500rpmであるのに対し、1.5Lディーゼルは2,000rpm未満で、実際に走っても非常に静かです。

また、アクセラセダンの数値は以下の通りです。フルスロットル時の騒音はCX-3の方が大きいですが、アイドリング時、112km/h巡航時の騒音はCX-3の方が静かとなっています。両車は同じエンジンですので、ボディ自体の静音性はアクセラと比べても遜色ない(というか寧ろ良い)と言えそうです。

アクセラセダン FWD 6AT 2.0L
アイドリング時 41.1dB
フルスロットル 72.6dB
112km/h巡航時 66.3dB

因みに気になった他車のデータも掲載します。比較する意味があるのは112km/h巡航時のデータのみですが、最も静かなCT200hとも大きな差はありません。ハイウェイクルーズならクラス中でも快適な部類と言って良いと思います。因みにヴェゼル(米国名HR-V)はデータがありませんでした。
スバルXV 4WD 2.0L CVT
アイドリング時 41.8dB
フルスロットル 70.7dB
112km/h巡航時 68.2dB

プリウス
アイドリング時 39.8dB
フルスロットル 70.7dB
112km/h巡航時 69.7dB

フィット3 FWD 1.5L CVT 
アイドリング時 40.5dB
フルスロットル 76.1dB
112km/h巡航時 66.2dB

CT200h
アイドリング時 37.7dB
フルスロットル 70.8dB
112km/h巡航時 64.5dB

という訳で、冒頭に書いたマツダの主張(ライバル車と比べて静か)というのは強ち嘘ではなさそうです。こんなことならやっぱり余計なこと(素人考えでの静音化対策)なんてやらなければ良かったと思った次第です。

(2015/10/10追記)その後、CX-3に静音化対策を施し、ホンダヴェゼルハイブリッドとノイズの比較を行ってみました。



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