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マツダ CX-3 vs ホンダ ヴェゼル 比較検討

  • 2015年04月14日
Responseに、【マツダ CX-3 発売】購入者の3分の1がホンダ ヴェゼル と比較するとの記事が掲載されていました。
実は私もその一人で、現在の車がホンダ車ということもあり、ヴェゼルと十分に比較した上でCX-3を購入しました。

記事には、(ヴェゼルではなくCX-3を選んだ人の)「購入の決め手は外観デザインとクリーンディーゼルエンジンの走りの2つ」、「一方で、後席の広さ、荷室の使いやすさや広さはヴェゼルに劣るとみられている」と書かれていますが、実際に、私が何を考えCX-3を購入することにしたのか、以下に纏めてみたいと思います。

外観デザイン

見た目の好みは人それぞれだと思いますが、フロントグリルの造形・加工、ドアミラー~テールランプに至るまでの曲線、デミオとは明らかに異なるリアハッチの造形、大径ホイールなど、明らかにCX-3の方がデザインに金がかかっていると感じます。

最近のホンダ車の中ではヴェゼルはマシな部類だと思っていますが、CX-3とデザインで比べるのはちょっと酷かな、という気がします。

内装デザイン

これも、車全体のデザインとしてみると、CX-3の方が優れていると感じます。ただし、未来的な?内装を好む方はヴェゼルの方が良いと感じるかもしれません。使っている素材の質感については、ハンドルやシート、インパネ周りはCX-3の方が上質だと感じますが、ヴェゼルの布張りのドアやピアノブラックのコンソール等を好む人も多いのかもしれません。

快適機能

これは、一般的にはヴェゼルが優れてると言って良いと思います。電動パーキング、LEDルームランプ、アームレスト、ワンタッチウインカー、左右独立エアコン、リバース連動ドアミラー等が付きます。
逆にCX-3が優れているのは、レーダークルーズ、ハイビームコントロール(自動でハイビームON OFF)、アダプティブフロントライティングシステム(進行方向にライトが向く)など。

個人的にはレーダークルーズが外せなかったのでCX-3にしました。ヴェゼルにホンダセンシングが導入されればかなり魅力的になりますね。

居住性、積載性

広さはヴェゼルの方があります。大人4~5人が普段乗るのであればヴェゼル以外はあり得ないでしょう。ラゲッジも広いしシートアレンジも多様です。
ただし、前席、後席共に、シートの座り心地はCX-3の方が良いと感じました。また、後席の広さも大人4人であれば十分に座れるので、普段は大人2人、たまに大人4名という我が家にとっては、CX-3でも十分であると我が家では判断しました。

動力性能・燃費

どちらも面白いパワートレインだと思います。スペック上の加速力はヴェゼルの方が上で、モーターを操る楽しさもあります。一方で、実用域ではCX-3も素晴らしい加速をしてくれますし、燃費も優れています。
個人的には、楽しく運転して燃費が良いのはCX-3の方だと感じました。街中での試乗でしか確かめていませんが、ヴェゼルは元気よく運転すると、かなり燃費が落ちてしまいます。逆に、CX-3はエコ運転に徹してもあまり燃費が良くなりません。ある程度エンジンを回すことでDPF再生が促進されて燃費悪化が抑制されるということかもしれません。

乗り心地・静粛性

乗り心地はCX-3(18インチタイヤ装着車)の方がヴェゼルより良かったです。不快な振動が少なく、どっしりした感じがあります。シートが 良いせいもあるかも。
静粛性は、今の車と比べればどちらも静かだと感じました。低速であればエンジンを回さずに走ることができるという点では、ヴェゼルはスムーズでいいですね。
ただ、電池残量で挙動が変わってしまう点については、個人的にはあまり好ましくないなぁという感じ。アコードハイブリッドのシステムの方が好きです。

経済性

コスト面では、現状、CX-3の方がクリーンディーゼル補助金(15万円前後)が出るということもありかなり優位ですが、これがなくとも十分に競争力はある価格設定かな~と思っています(ヴェゼルほどCX-3が売れるとは思いませんが、「私は補助金がなくても買いたい」という意味で)。

という訳で、だらだら書きましたが、まとめると、CX-3は「外観・内装デザイン、クリーンディーゼルの走りに加えて、元気よく走っても低燃費、レーダークルーズ等の安全装備、乗り心地・シートの質等の快適性」が優れており、ヴェゼルは「未来的?な内装、ハイブリッドの面白さ、充実した快適機能、後席の居住性&積載性」が優れているという感じでしょうか。



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CX-3の0-100km/h加速について

  • 2015年03月23日
CX-3の0-100km/h加速についてAutomobile Catalogというサイトで調べてみました。
車重や出力等を基にしたシミュレーション値はデミオに劣りますが、ヨーロッパ向けMT車のメーカー公称値はデミオと同じです。


車種CX-3CX-3CX-3デミオデミオデミオ
トランスミッションMTMTATMTMTAT
市場欧州日本日本欧州日本日本
車重1,200kg1,240kg1,260kg1,040kg1,080kg1,130kg
タイヤ215/60R
16 95V
215/50R
18 92V
215/50R
18 92V
185/65R
15 86H
185/65R
16 86H
185/65R
16 86H
最高速177km/h--178km/h--
0-100km/h
メーカー公称値
10.1秒--10.1秒--
0-100km/h
シミュレーション値
10.4秒10.8秒11.6秒9.5秒9.9秒10.5秒

車重が160kgも重いのに本当にデミオと同じなの?という気はしますが、全体的にローギア化されていることが影響しているようです。

AT同士の比較ではギア比がデミオとほぼ同じにもかかわらず130kg車重が重くなっているので、その分加速は鈍くなっていると思われます。
シミュレーション値で比較するとCX-3 ATが11.6秒、デミオ ATが10.5秒となっています。エンジンもギア比もほぼ同じなので、実測でもこれくらいの差が出るのではないかと思われます(ただし、低回転時のトルクアップ分がシミュレーションに反映されていないとすると、その分はごく僅かにプラスに働くと思われます)。

某雑誌でのデミオ ATの実測値が10.72秒でしたので、シミュレーションの数値と概ね一致しています。これを踏まえると、CX-3 ATの実測値は12秒前後と言えそうです。

因みに、私の今の車のシミュレーション値は12.6秒でした。街中での試乗時には「圧倒的にCX-3の方が力強いな」と感じましたが、全開加速時も現在よりスムーズに加速してくれそうで楽しみです。



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CX-3、i-ELOOPの効果は?

  • 2015年03月12日
今日はCX-3のi-Eloopの効果について調べてみました。

皆さんご存知の通り、カタログ燃費はi-Eloopの搭載/非搭載で0.2km/Lしか変わりません。ディーラー営業の方も、「あまり期待しない方がいい」とのことでした。

しかし、オプション設定があるからには、実燃費にはそれなりに効果があるのではないかと期待してしまいます(本当に意味がないならオプション設定すらしないと思います)。ということで今回の記事を書いた次第です。

結論から申し上げると、正確な効果は分かりません。ただし、実際の走行シーンでは、それなりに効果があるのではないかと考えています。ただの妄想ではないかと言われればそれまでなのですが、以下に私なりの考えを書いてみたいと思います。

まず、i-Eloopによって燃費が向上する理由を整理すると、①走行時の発電負荷が減少すること、②アイドリングストップ時間が伸びること、の2点に集約されます。

ここで、JC08モードの測定方法、走行パターンをみると、エアコンオフで、以下のグラフの通り走行する必要があることが分かります。この場合、最大の停車時間は90秒程度、停車も数回であるため、エアコンオフの状態であれば、i-Eloop非搭載車であっても測定中の停車時間の殆どはアイドルストップし、この結果、殆どi-Eloop搭載車と非搭載車の差が出ないのだと考えられます(エアコンオフであれば90秒程度アイドリングストップするのは確認済み)。



ただし、実際の走行では、エアコンはオンにするのが普通だと考えられるほか、停車が何度も続くため、i-Eloop非搭載車は搭載車に比べてアイドリングストップ時間が劇的に短くなると考えられます(デミオオーナーのブログ等をみると、i-eloop非搭載車は数回続けて停車するとアイドリングストップしなくなる模様)。

詳細なデータが見つかれば、どれくらい燃料使用量が増えるか試算したいと思いますが、エアコンオンで10分間アイドリングすると250cc程度の燃料を消費する様ですので、普段の乗り方でどれくらい交差点で停車するかイメージして頂ければ、どれくらい燃費に影響するか大体分かるかと思います。

因みに、このi-Eloopの効果は燃費以外にもあり、マツダ公式Webサイトにも「鉛蓄電池の寿命を延ばす効果がある」とも謳われています。その効果もあってか、i-Eloop搭載車では、非搭載車と比べて小型の鉛蓄電池が搭載されています。i-stop(アイドリングストップ)搭載車の鉛蓄電池は大型で交換費用も高額なため、その交換頻度が減り、さらに交換費用も低下するということで、それだけで元が取れてしまうのではないかと考えています(最終的には、i-Eloopを付けることでどれくらい鉛蓄電池の延命効果があるかが分からないので断言はできませんが)。

個人的にはi-Eloopによる燃費向上+鉛蓄電池の交換コスト減少+アイドリングストップ時間増加・ナチュラルサウンドスムーザーによる快適性向上が+6万円で手に入るのであれば、お得かな~と思っているのですが、こんな私は異端なのでしょうか。



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