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マツダ車、デジモノ・家電等について思ったことを書いていきます。

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マツダ越KOERUとアクセラSUV(続報)

  • 2015年09月23日
先日、「フランクフルトモーターショーでマツダが発表する新しいコンセプトカー(越 KOERU)がアクセラSUVではないか」という記事を書きました。

その後、いざ発表をみてみると、

ボディサイズ:4600×1900×1500mm(全長×全幅×全高)
ホイールベース:2700mm
乗車定員:5名

とのこと。

ここでマツダ各車のサイズをみてみると、

全長全幅全高ホイールベース
越 KOERU4600190015002700
アクセラスポーツ4460179514702700
CX-54540184017602700
跳(デミオコンセプト)4070173014502585
デミオ4060169514502570
雄(アテンザコンセプト)4850187014302830
アテンザ4860184014502830
CX-34275176015502830

デミオやアテンザの例を見ると、全長はコンセプトと比べて市販車が1cm短く、全幅は3cm程狭い一方で、全高は2-3cm程高くなっています。
これに沿うと、越 KOERU市販車は4590×1870×1530mmくらいと予想できます。ホイールベースはアクセラ、CX-5と共通の2700mmで変わらないと思われます。



CX-5より全高は低くなる一方で、全長が長く、全幅も若干広くなる形になります。そしてリアを見ると、アクセラというよりアテンザっぽいです。アクセラベースにしながらも、ちょっとプレミアムなモデルということなのでしょう。
ただし、デザインスケッチも出ている通り、内装デザインは基本的はアクセラと共通のようです。内装がアクセラと共通となると、デミオ→CX-3の時と同様に、車幅(デミオ→CX-3:+65mm、アクセラ→越 KOERU<予想>:+75mm)が広がっても室内幅は殆ど変わらない可能性が高いです。また、全長の増加分(デミオ→CX-3:+215mm、アクセラ→越 KOERU<予想>:+130mm)もデミオ→CX-3と比べて小さく、然程恩恵はないと思われます(元々それなりのスペースがあるので問題ないとは思いますが)。

CX-5とサイズ的には丸かぶり(室内空間的にはやや劣る?)のような気がしますが、デザイン、スタイル、そして、発表記事中にある「乗り心地・静粛性」で差別化するということなのでしょう。ただし、内装がアクセラと共用だとすると、「独自デザインのCX-5と比べてどうよ・・・」という突っ込みが出てきそうですね。
まあ、マツダとしては、あまりコストをかけずに高い車を作っているという感じなので、この車の売上がそこまで伸びなくてもいいのかもしれませんが。

余談ですが、この期に及んでこの車が「CX-9後継で7人乗り」などと書いているネットニュースがありました。客観情報的にはあり得ないと思うのですが、記者は何らかのソースを掴んでいるのでしょうかね。



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マツコネで渋滞考慮ルート探索ができないか考える

  • 2015年09月12日
過去に書いた記事(マツコネVer.51についての改善要望)上で、「マツコネナビは標準状態で渋滞考慮ルート探索(リルート含む)ができないため不満」という意見を書きました。今回は、どうにかマツダコネクトで渋滞考慮ルート探索をできないのか考えてみました。

VICS WIDEへの対応

VICS WIDEとは2015年4月にスタートした新たなFM多重放送の規格で、対応する車載器はFM多重放送で渋滞考慮ルート探索に必要なデータを受信することができます。マツコネがこれに対応すれば渋滞考慮ルート探索が可能になると考えられます。

それでは、マツコネはこのVICS WIDEに対応することが可能なのでしょうか。調べてみたところ、VICS WIDEに対応するためには、これに対応したチップを搭載している必要があるようです。このチップの量産開始が2014年10月ですから、マツコネが国内市場に投入された時期(2013年11月)を考えると、VICS WIDE対応チップが搭載されている可能性は限りなくゼロに近いでしょう。つまり、現状のままVICS WIDEに対応することは不可能だと思われます。

それでもVICS WIDEに対応できないか?

2013年のマツダ技報によると、マツダコネクトでは、TAU(チューナーアンプユニット)というハードウェアを持っており、この中にFM-VICSの受信用チップが含まれているようです。そして、マツコネは、今後のラジオ放送等の規格変更があった際にはこのTAUを入れ替えることで対応可能、ということが書かれています。
つまり、今後発売される車種のマツコネには、VICS WIDE対応のチップが搭載される可能性が相応にあり、その場合、渋滞考慮ルート探索も可能になると考えられます。

これが既存のマツコネにも対応可能となるかどうかについてですが、技術的にはTAUを乗せ換えて、ファームウェアをアップデートすれば対応できそうです。もっとも、マツダがこうしたアップデートを無償で行う可能性は皆無でしょう。ただし、有料ならもしかしたら対応してくれるかもしれません。
だとすると、多くの人が「マツコネはVICS WIDEに対応すべき」「既存のマツコネは有料でもいいからVICS WIDEに対応するオプションを設けて」と声を上げ、これをマツダに理解して貰うしか、既存のマツコネがVICS WIDEに対応する可能性はないと思われます(かなり厳しいですが、マツコネへの不満が多かった結果NNGナビ→ミックウェアナビに切り替わったことを考えると、声を上げておくことは大事かなと思います)。

個人的には、きちんと渋滞考慮ルート探索が作動し、また到着時間計算がより正確になるのであれば、2万円くらいは出してもいいかな・・・と思っています。

そのほかの方法(ミックウェアのVICSデータを用いる)

国産マツコネナビの開発元であるミックウェアでは、ナビマスターというスマホ用ナビアプリを公開しており、このアプリには、VICS情報を用いて渋滞考慮ルート探索をできる有料オプション(年間1,700円)が用意されています。

つまり、当該データを利用すればマツコネでも渋滞考慮ルート探索が可能となる可能性は十分にあります。ただ、マツコネ自体にはインターネット接続機能がありませんので、常時(定期的に)スマホ等と接続しておく必要がありますが・・・。

これも年間1,700円なら払っていいかなと個人的には思っています。ただ、マツダにとっては経済的なうまみはない(1,700円はミックウェアに入る)ので、実現は難しいですかね。



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CX-3のブレーキペダル位置調整

  • 2015年09月05日

ドライビングポジションは素晴らしいけど・・・

CX-3に限らず最近のマツダ車は(デミオでさえも)ドライビングポジションに配慮した造りとなっており、ストレスなく運転することができます。
ただし、納車後5,000キロを超えたところで、若干の不満が出てきました。それは、「ブレーキペダルが手前にありすぎる」ことです(これは、アクセラ、アテンザ、CX-5等、最近のマツダ車すすべてに当てはまると思います)。

マツダ公式ブログによると、理想のドライビングポジションは、
「左足はフットレスト、右足かかとはアクセル/ブレーキペダルの中間に置いてください

と説明がありまが、このように足を置くと、アクセルからブレーキへの踏みかえの際に、一旦足を手前に引かないとブレーキペダルに足が引っかかってしまいます。渋滞の度にこれを繰り返すと、結構ひざ裏が疲れてしまうのです。
踏み間違い防止のためにこのような配置にしていると思われますが、これではせっかくのドラポジが台無しということで、今回、ブレーキペダルを下げる形で位置調整してみました。

※この作業は、手順を誤るとブレーキランプが点灯しなくなったり、場合によってはブレーキが効かなくなったりするため、仮に行う場合は十分に注意して行ってください。

ブレーキペダル位置調整手順

(1)ブレーキランプスイッチを外す
この青いものがスイッチです。この先端(白い部分)を奥まで指で押し込んだうえで、青い部分を捻ると外れます。
※スイッチを外すことで、ブレーキペダルを外してもブレーキランプが点灯しないようになるはずです。もし外してもブレーキランプが点灯する場合は、長時間その状態を継続するとバッテリーが上がってしまう可能性がありますので、スイッチを押し込んだ状態で固定するなどの対応を取ってください。


(2)ナットを緩める
モンキーレンチで画像中央にあるナット(右側の蛇腹と左側の金具の間にあるもの)を緩めます
※かなり固いです


(3)ブレーキペダルを外す
2枚目画像の黒いブレーキペダルの付け根(画像には写っていません、上側です)にボルト、ナットでペダルが固定されていますので、このボルト、ナットをモンキーレンチで外します。さらに、2枚目画像左側のピンをラジオペンチ等で引き抜くと、ブレーキペダルを取り外せます。

(4)ブレーキペダルの位置調整
(2)の手順で緩めたナットを更に緩め、最大限エンジン側(車体前方側)に寄せます。そのうえで、2枚目画像の二股になっている金具を締めていくと金具の位置が車体前方側に移動します(数mm~1cm程度)。

(5)元に戻す
ブレーキペダルを取り付けます。そのまま戻すとブレーキランプスイッチに当て具(1枚目画像下側)が当たらなくなってしまいますので、ブレーキペダルとの分岐個所を微妙に曲げてスイッチに当て具が当たるように調整します(曲げたくない方は、スペーサーを入れるなどしたうえで、絶対に外れないよう固定してください)。
その後、ブレーキペダル付け根のボルトを締め直し、ピン、ブレーキランプスイッチを戻します。最後にブレーキランプが点灯するか、ブレーキが効くかを確認して作業終了です。

以上で、ブレーキペダルの位置を下げることができました。最大限下げてもアクセルよりもまだ若干手前にありますが、施工前よりも格段に踏み替えがしやすくなり、ストレスがなくなりました。マツダは、ブログで「アクセルペダルとブレーキの間に足を置く」ことを勧めるのであれば、最初からブレーキペダルの位置をもう少し下げてもらいたいと思います。



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