Whatcar.comで「Mazda5(日本名:プレマシー)がイギリスでは販売終了となる」との記事が出ました。これを受け、国内でもプレマシーが販売終了となるのではないかという声がちらほら聞かれます。2016年2月に車検を迎える現車の買い替え候補として次期プレマシーを検討している私としては、「本当だとしたら困ったな・・・」というわけで、詳細を調べてみました。
まず、
Automotive Newsによる小飼社長へのインタビューをみてみると、
Mazda's seven-vehicle lineup is almost stretched to its max, Kogai said. It's time to focus on a new generation of improvements.
マツダの7車種というラインナップは、ほぼ限界にまで拡大している。改善を施した新世代の開発に注力すべき時が来た。
との発言があります。この7車種とは、当然、アメリカで販売されている7車種(デミオ、アクセラ、アテンザ、プレマシー、CX-5、CX-9、ロードスター)です。
ここで問題になるのは、「CX-3が追加で販売されることでラインナップが8車種になるのでは(すなわち、プレマシーはラインナップから外されるのでは)」ということなのですが、原文に「almost(ほぼ)」とあるように、この時点で、CX-3の発売およびそれによるラインナップの8車種への拡大を「含めて」ほぼ限界(=ラインナップからプレマシーは外されない)と言っているように思われます。
因みに、
Autoblogでは、Mazda5 may not be long for this world(プレマシーは長くないかもしれない)と大げさなタイトルをつけていますが、内容を読んでみると上記Whatcar.comの内容を後追いしているだけで、アメリカでの販売中止をメーカーが認めているわけではなさそう(将来モデルチェンジがあるとも認めていないようですが)。
そもそも国内専用車として残る可能性もゼロではないと思いますが、まずはアメリカ向けが残るかどうか気になるところですね。