このブログに書いたもの、書いてないものを含めて、CX-3のエンジン音を抑制するためにこれまで様々な対策を施してきました。この度、その成果を確かめるべく、ホンダのヴェゼルハイブリッドとの比較動画を作成してみました(標準状態のCX-3とも比較してみたいと思っていますが当分先になりそうです)。 撮影機材は「SONY RX100M3」、マイク基準レベルは「標準」、風音低減は「切」で、動画編集で音声は一切弄っていません。両車ともエアコンの設定はマニュアルで風量最小にしています。 カメラのマイクで捉えられる音の周波数特性は人間の耳とは異なるため、実際の印象と全く同じではないこと、CX-3測定時の方が道が混んでいたこともあり、全般的に速度が若干遅めである点、ご留意下さい。 なお、私語をした部分をカットした関係で、両車の発進、停車のタイミングが上手く揃っておらず申し訳ありません。 それでは早速動画をご覧頂ければと思います。なお、2分過ぎからヴェゼルのエンジン音が大きくなっているのはパドルシフトでエンジンブレーキを掛けたせいです。 スピーカーではなかなか分かり辛いかもしれませんが、イヤホン、ヘッドフォンでお聞き頂ければ違いが分かりやすいかと思います。VIDEO 私の感想は以下の通りです。 ・(同じ加速度、速度の場合)エンジンノイズ、ロードノイズ共にCX-3の方が音量は小さい。 ・ただし、加速時のエンジン音の音質はCX-3の方がガラガラ(グラグラといった方が正しい?)と若干耳障り。 音以外の感想としては、 ・アイドリングからの発進は振動が少ないヴェゼルの方が快適。 ・普通に公道を走る範囲では、CX-3の方が動力性能的に余裕があるように「感じる」。 ・乗り心地は、(少なくとも特に荒れてもいない都市部の走行では)あまり違いを感じない。 という感じです。 動力性能については、以前ヴェゼルと比較試乗した際はあまり感じませんでしたが、CX-3と同じ加速度をヴェゼルで得ようとすると、結構エンジンが唸るので、通常は自然とおとなしい運転になってしまうのかなぁ、という気がしました。 それ以上回せばヴェゼルの方が力強く加速するわけですが、回さずとも十分なパワーがでるCX-3のディーゼルエンジンはやっぱり実用的なエコエンジンだと思いました。 もはや、標準のCX-3のエンジン音がどんな風だったか忘れてしまいましたが、多少は私の静音化対策の効果があったのかなと思っています。これについては時間のある際に記事にしたいと思います。