先日トヨタが新型ヤリス(旧車名:ヴィッツ)を発表しました。デザインはあまり好きではありませんが、豊田社長が「車格によるヒエラルキーを壊す」と言っているように、中身は凄く進化しています。
50kg軽量化しつつ車体剛性の向上を図った新型シャシー、燃費・出力ともに大きく改善したパワートレイン(燃費ほアクア超え)、小型車初搭載の最新安全装備、内外装デザインの質感向上、乗り心地・静粛性の向上などなど。
トヨタにこれだけのものを出されたらマツダはひとたまりもありませんね。スカイアクティブ第2世代のマツダ3は車体構造やパワートレインの劇的な改善はありませんでした(静粛性などに関する細かい改善はあります)し、期待のスカイアクティブXは高コストでディーゼルより高値になる始末。
今のマツダは見た目で高級感出して、値段を上げることに必死になってるように見えます。その分車体は重くなってるのに・・・。車の軽さが如何に大事かを一番分かっているメーカーだと思っていましたが、遠い昔のことになってしまったのかもしれません。
既にデザインはぶっちぎりで格好いいと思っているので、そこではなく車の本質的な性能をもっと磨いて欲しいものです。近々第2世代skyactitv-Dが発表されるようですので、その内容に期待したいです。