マツダの10月の国内販売が発表されました。普通車、小型車、軽合わせて13,268台、前年比-13.7%と、8ヶ月ぶりに前年を下回っています。
これを見て、「VWの排ガス不正の影響か?」と思ったのですが、実際は違うようです。
マツダ株関連の掲示板によると、どうやらデミオ、CX-3について、製造トラブルで出荷が遅れたことが販売減少の原因であることが分かりました。車種別で見てもデミオ、CX-3のみ大きく落ち込んでおり、CX-5、アクセラは引き続き順調であることを見ても間違いないと思われます。
先日の決算説明会でも「今のところ(VWの排ガス不正の)影響はない」という副社長のコメントがありましたし、同時に販売見通しも上方修正されていますので、10月の販売下落は織り込みずみ、もしくは挽回可能なものであるということなのでしょう。
今後はデミオのモデルチェンジ(2014年9月)効果が一巡しますのでこれまで通りとはいきませんが、製造トラブルも落ち着いているようなので、来月には再び前年並みくらいには販売が戻ると思われます。