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  • 2024年11月21日
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スズキ バレーノが気になる

  • 2016年03月10日
スズキ バレーノが発表されました。

デザインはあまり好みではないですが、インテリアも含めてスズキ車らしからぬ質感で、とてもコストパフォーマンスに優れた面白い車だと思います。

ポイントは
・追従式クルコン(アダプティブクルーズコントロール)付き
・広い
・軽い
・安い

と言うことです。追従式クルコンつきの車の中では最安級ではないかと思います。

それでは細かく見てみましょう

追従式クルコン付き

私がCX-3を選んだり理由のひとつが追従式クルコンが付いていることでした。バレーノも、設定速度が40~100km/hと、CX-3(30~115km/h)と比べると使える速度域が限られているとはいえ、このクラスにミリ波レーダー式の追従式クルコンを搭載していることに驚きました。

広い

サイズは全長3995x全幅1745x全高1470mmで、デミオと比べて-65mm、+50mm、-30mmですが、室内長は1975mmでデミオより+170mm、フィットより+40mmと、かなりゆとりのあるスペースとなっています。

軽い

売れ筋になると思われるノーマルガソリン車の車重は910kg。デミオ最廉価モデルよりも120kg軽いです。
プラットフォームを一新した最近のスズキ車はこれまでの常識を覆す軽さですね。
先にリリースされたアルト、イグニス等は軽さと剛性を維持するために、リアのデザインがダサくなりがちでしたが、バレーノは許容範囲のデザインにまとめていると思います。
パワートレインはデミオ対比若干実用域のトルクが劣るものの、圧倒的な軽さで軽快に走ってくれるでしょう。スズキ車に乗ったことがないので同社のCVTの特性は分かりませんが、多くを求める車ではないと思いますので。

安い

ここまで見たら「どんな価格になるんだ」と思われるかもしれませんが、ノーマルガソリンモデルは1,414,800円です。デミオの売れ筋と思われる13S(1,458,000円)と装備をざっと比べると、
・追従式クルコン
・運転席ヒートシーター
・防眩式ルームミラー
・リアヒーターダクト
などがついている一方で、

・オーディオレス(デミオはマツコネ・USBオーディオ付き)
・2スピーカー(デミオは6スピーカー)
・オートライトオプション設定なし(デミオは設定あり)

となっています。オーディオレスですが、好みのナビを選べる(5万円くらいでSDナビを入れられる)ので、これは良いとも悪いとも言えない(好み)と思います。

ターボモデルは1,617,840円で、デミオ 13S Touring(1,684,800円)と比べると、

・追従式クルコン
・防眩式ルームミラー
・リアヒーターダクト
に加えて、
・動力性能が向上(ただしハイオク指定&燃費悪化)

となります。その代わり、
・オーディオレス(デミオはマツコネ・USBオーディオ付き)
・2スピーカー(デミオは6スピーカー)
に加えて、
・ヘッドライトがLEDでない(デミオはLED)
・オートワイパーでない(デミオはオートワイパー)

と言う点が劣ります。このグレードだと両車ともオートエアコンです。

追従クルコンが付いていることだけでも驚きなのに、装備もデミオと殆ど見劣りしません。あとは静粛性、快適性が気になるところですね。

必要十分な広さ、機能を備えつつかなりのバーゲンプライス。道具としては非常にすばらしい車ではないでしょうか。2台目に軽はちょっと・・・と言う方などにも良いかもしれません。



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