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マツダ車、デジモノ・家電等について思ったことを書いていきます。

ソニーデジカメ部門の前途

  • 2014年11月23日
ロイターによると、2014年度のソニーのデジカメ部門の販売計画が上方修正されたとのこと。他部門の業績は良く分かりませんが、ことデジカメ部門に関しては、このところ出てきている情報を踏まえると、それなりに明るさが見えてきているのではないかと思います。

1.α7Ⅱ発売
12月5日にフルサイズミラーレス一眼、α7Ⅱが発売されます。光学5軸手振れ補正が搭載されるほか、動画フォーマットにXAVC Sが追加。AFのレスポンス向上や液晶の解像度アップ、マウントの剛性向上も図られており、初代の不満点を確り潰してきた印象です。

個人的には、像面位相差センサーやコントラストAFの進化によって、もはや一眼レフのミラーレスに対するハード的な優位性はほぼなくなってきているように思います。キヤノン、ニコンが一眼レフの市場を守るために中途半端なミラーレスを作っているうちに、ソニーは本気のミラーレスを次々と市場に出しています。

こうした結果が、ロイター報道の通り「欧州でのミラーレスの伸び」をうまく掴んで販売の伸びに繋がっているように思います。キヤノン、ニコンがミラーレスは「一眼レフの下位モデル」としてのスタンスを貫き続ければ、「いつの間にかミラーレス市場はソニーのものになっていた」ということも十分にあり得るシナリオだと思います(今のところはエントリー層が各メーカーの廉価なミラーレスを購入しているのでシェアの差は然程ありませんが・・・)。

2.APCS(アクティブピクセルカラーサンプリングセンサー)の開発
Sony Alpha Rumorsによると、全く新しい機構のAPCS(アクティブピクセルカラーサンプリングセンサー)を開発しており、「2015年の早いタイミングでいくつかのビデオカメラに導入されそう」とのことです。
高感度性能やダイナミックレンジが従来のベイヤーセンサーを遥かに凌駕するモノになるほか、モアレ発生の問題も解消できるとのことで、これがスチルカメラにも搭載されれば、デジカメから出てくる絵が大きく変わる可能性がありますし、大きな差別化要因になります。

3.コンデジについては、サイバーショットを廃止しRX、QXシリーズに注力する
廉価なコンデジ市場はスマホと競合してしまい、各社撤退やラインナップの整理を進めています。その中で、ソニーはどちらかというと整理が遅れている方でしたが、Sony Alpha Rumorsによると、(信憑性はまだ高くないとのことですが)「(ソニーは)サイバーショットの商品ラインを廃止しRX、QXシリーズに注力する」とのことです。こうなれば、廉価コンデジの生産・販売を続けることによる採算悪化を防げるだけでなく、Xperiaというスマホ製品を持っているソニーにとって、「(これまで以上に)競合を気にせずに高いカメラ性能を持ったスマホを作ることができる」という効果も期待できます。

以上のように、遅れていたソニーの経営改革もここにきて漸く成果が見えてきているような気がします。こんなことならもう少し長く株を持っておけばよかったなぁと思う今日この頃です。



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